〈生物基礎〉2分でわかる、血液凝固の仕組みと流れ

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 こんにちは! 今回は血液凝固について解説していきます。

血液凝固

 血液凝固がどういうものかは分かりますね? みなさんが転んで怪我をしたときに、だんだん血が固まって出血が止まる現象です。それが実際にどういった反応によって起こっているのか、詳しく見ていきましょう!

仕組み

 出血すると、血液中の血小板が壊れて血小板因子が出てきます。また、同時に組織の方からトロンボプラスチンが出てきます。

 血小板因子・トロンボプラスチンに加えて血しょう中のカルシウムイオンの3つの働きによって、血液中のプロトロンビントロンビンに変化します。ちなみにトロンビンは酵素です。

 どんな働きをする酵素かというと、血しょう中にあるフィブリノーゲンフィブリンに変えるものです。このフィブリンが繊維状の構造をしており、血球と絡みつくことで血餅となって血液ぎょうこして行きます。

 少しややこしいですが、普通に聞かれるのでしっかり覚えておきましょう!

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