〈漢文〉「能」の語法をしっかり解説

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「能」の根幹

 まず「能」には、覚えてほしいニュアンスがあります。そのニュアンスとは「可能」です。これを覚えた上で、4つの読み方・語法を覚えましょう。

「能」の意味

よク

 後ろに述語を持ってきた上で、「よク」と読むことができます。意味としては「〜できる」です。

あたフ

 また、前に「不」を伴う時には、「あたフ」と読むことができます。まあ「不能」と書いて「あたハず」と読むと覚えた方が、実用的でしょう。「あたフ」の意味は「〜できる」なので、「あたハず」となれば「〜できない」ですね。

よクス

 また、「能」単独で一般の動詞にもなります。読み方としては「よクス」ですね。意味は「うまくできる」と訳すのが無難だと思います。

のう

 さらに、シンプルに名詞で「のう」と読むこともできます。この場合は、「才能」「能力」などと訳せば、全く問題ありません。現代語と同じ感覚で訳しましょう。

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