〈生物基礎〉DNAとRNAの違いを徹底解説!

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 今回は、DNAとRNAの違いについて解説していきたいと思います。

共通点

 違いを見る前には共通点を見て行かなければなりませんね。そもそも糖+塩基+リン酸で構成されるものをヌクレオチドと言い、これがたくさん集まったものを核酸と言います。DNAもRNAも核酸になります。

 DNAとRNAの違い、それは主に糖と塩基にあります。

DNA

 DNAの場合、糖にはデオキシリボースが使われています。なので名前はデオキシリボ核酸です。また、塩基としてA(アデニン)、T(チミン)、G(グアニン)、C(シトシン)の4種類が使われています。構造は二重らせん構造になっています。

RNA

 一方RNAの場合、糖にはリボースが使われます。なので、RNAの正式名称はリボ核酸です。また、塩基には、A(アデニン)、U(ウラシル)、G(グアニン)、C(シトシン)の4種類が使われます。すなわちDNAのTがUに置き換わったイメージです。構造は1本鎖で、二重らせんではありません。

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