〈公民〉参議院選挙の結果を分析&解説!

公民

 こんにちは! 昨日参議院選挙が実施され、本日未明には結果が全て分かりましたね! 今回は参議院選挙の結果について分析していきたいと思います!

自由民主党

 与党である自由民主党ですが、今回は8議席増やし、改選過半数を取りました。いわば圧勝ですね。1人選挙区32のうち、28は自民党が勝利しました。前々日に安倍晋三元首相が亡くなるという悲しい事件もありましたが(まあこの影響がどこまであったかはわかりませんが)、乗り越えての圧勝でした。

 今後はこれに勢いをつけて、岸田政権は憲法改正などの長期課題にも取り組んでいくかもしれませんね。

公明党

 創価学会を母体とする公明党ですが、今回は1議席減らし、ほぼ横ばいです。引き続き自民党との協力体制が続くことになりそうですね。

立憲民主党

 最近調子がイマイチだったのが立憲民主党ですが、今回は6議席減らしてしまいました。前回衆院選で落選した辻元清美氏、京都選挙区で落選の危機にあった福山哲郎前幹事長、東京選挙区の激戦を戦った蓮舫氏といった旧執行部の主要メンバーは皆さん当選しました。

 今後は、党勢をどのように回復していくのかに注目ですね!

日本維新の会

 日本維新の会については、前回から6議席増やしました。そして、比例代表の方では立憲民主党を超えて野党第1党にまで上り詰めました。特に大阪では4議席中2議席を取るなど、地元では強さを発揮しました。ただし、最最最最重点区に位置付けていた京都選挙区や東京および千葉などの関東選挙区ではやはり既存の政党に負けてしまいました。

 また、昨日松井一郎代表が辞任することが発表されました。後任には誰がつくのか、その辺りも今後の注目ポイントですね!

日本共産党

 日本共産党については、前回から2議席減らしました。東京選挙区においては山添拓氏がかなり早いタイミングで当選確実になっていましたね。しかも山添さんが最年少当選者だそうです。

国民民主党

 国民民主党については、前回から2議席減らしました。今回は「電気料金の値下げ」などの物価高騰対策の公約を掲げ、若者からの支持が集まってきたようにも感じましたが、議席は減ることになってしまいました。

れいわ新撰組

 れいわ新撰組については、比例代表で2議席獲得したのに加え選挙区でも1議席獲得しました。消費税廃止などの政策を掲げていましたが、物価高によって支持も集まってきたのかもしれませんね。東京選挙区から立候補した山本太郎代表も当選しています。

社会民主党

 今回最も危機的状況にあったのが社会民主党でした。なんせ、比例で2%の得票がないと政党要件を満たさなくなってしまいます。

 実際の結果は得票率2%を達成し、1議席獲得しました。福島瑞穂代表が当選しています。

NHK党

 ネットなどで話題になっていたのがNHK党ですね。比例で票を集め、1議席獲得しました。当選したのは、暴露系YouTuberとして知られる東谷義和氏でした。現在ドバイにいるようなので、国会が開会したら帰国するのか、色々注目が集まっています。

参政党

 このサイトでも一度紹介しましたが、参政党という諸派の政治団体も1議席獲得しました。ここは、既存政党に対する不満から結集したもので、SNSなどで一大ブームになっておりました。これで政党要件を満たすようになったので、政党として認められることになります。

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