大学受験で√2(ルート2)や√3(ルート3)の値が直接問われることはありません。しかし、計算過程で近似値を出す場合や、だいたいいくつくらいなのかを概算で求める場合、これらの値を暗記するに越したことはありません。本番にわざわざ求めようとしては時間の無駄になってしまいます。
問題作成側も、受験生に対して「このくらいの値はもちろん知っているよね?」というつもりで出題していますので、覚えておきましょう。
そもそもですが、√2などの無理数は小数に規則性が見られません。そのため完全暗記となります。
√2≒1.41421356…
覚え方:ひとよひとよにひとみごろ
ひと(1)よ(4)ひと(1)よ(4)に(2)ひと(1)み(3)ご(5)ろ(6)
√3≒1.7320508…
覚え方:ひとなみにおごれや
ひと(1)な(7)み(3)に(2)お(0)ご(5)れ(0)や(8)
√5≒2.2360679…
覚え方:ふじさんろくおうむなく
ふ(2)じ(2)さん(3)ろく(6)おう(0)む(6)な(7)く(9)
この3つは少なくとも暗記です。
また、小数点の位置はどの数も1桁目が1の位ですので注意しましょう。
さらに、√6などの値を知りたい場合もあるでしょう。
そのときは、√2×√3として近似値同士を掛け算して求めることができます。
このように、ルートの具体的な値は知らないと損することがあるので覚えておくとよいでしょう。
専門科目: 数学
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