〈数学〉数学Ⅲ 極限の概念

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 今回は極限の概念について皆さんにお伝えできればと思います。数学Ⅲを未習の方でもわかりやすいようにお伝えします。

ここで問題

1、2、3、…と無限個書いていくときその値はどうなるでしょう。

これは想像しやすいと思います。答えはもちろん∞(無限)ですね。では、

1+1/2+1/4+1/8+…はどうでしょう。

これは一生何かが足されるから∞になるかな…なんて考えがちですね。しかしそうではありません。

大きなピザを2枚あると考えてみてください。まずは1が足されるので1つに色を塗ります。続いて残った1枚のピザの半分に色を塗ります。(1/2)そしてさらに残りの部分のさらに半分に色を塗ります。(1/4)という風に、残りの半分を足し続けます。すると、ピザ2枚分には一生ならないことがわかります。これが収束する極限の概念です。収束値は2です。これは2に限りなく近づくからです。

以上のことを考えたうえで極限について考えると理解しやすいと思います。

数学Ⅲをこれから習う人は、これを機に頑張ってみてください。

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