〈総合〉大学入学共通テスト展望

共通テスト

こんにちは。共通テストの展望をしたいと思います。

全体概要

 全体を通して試験中に試験監督者同士が小声で話をしている姿が見受けられました。また、試験の開始と終了は社会や理科(2科目受験者と1科目受験者がいる科目)を除いてチャイムが鳴りました。また、試験時間は毎時間前の黒板に試験監督者が書いてくれます。時計はないことのほうが多いので腕時計は必須です。試験終了10分前には試験監督者がコールしてくれます。試験の前後で受験科目のチェック、受験番号の記入のチェックをする時間が与えられます。ここでは念入りにチェックをしましょう。私の試験会場は1教室に90名ほどの座席があり、試験監督者は7名です。

1日目

 まずは1日目朝です。私は10:15完全着席の試験からスタートなのですが、9:30頃にはすでに多くの受験生たちが机に教材を並べながら勉強をしていました。また、今回は新型コロナウイルス対策で入場の際、消毒をさせられますが、受験生同士の間隔はあまり取られていない状態だと思います。高校単位である程度同じ受験会場になると思いますが、座席自体はバラバラです。

 11:40で社会系の科目が終了しました。今回は問題訂正があり、別紙で配られたので来年以降もその可能性はあるでしょう。私は現代社会を選択しましたが、センター試験とは違い、データから読み取る問題などが後半部分に多く見受けられました。詳しくは明日の夜に試験全体を通した感想をこちらのサイトに作る予定なのでそちらをご覧ください。

 社会が終わるとお昼休みです。受験室で勉強をする人もいれば友達と会話をしている人などまちまちです。気分転換に外を歩いたりするのも良いでしょう。科目間の休み時間はかなりゆとりを持って取られていますがこの時間に友達と答え合わせをしたりするのは、次以降の試験に影響を与えかねないのでやめておいた方がいいかと思います。1時間15分ほどの昼休みを挟んで12:45からは国語の試験が始まります。

 14:20で国語の試験は終了しました。今回の国語は香川雅信の「江戸の妖怪革命」、加能作次郎の「羽織と時計」、古文は栄花物語、漢文は韓非子からの出題でした。

 16:30で英語の試験が終了しました。全ての設問が英語で書かれていました。また今回、我々TMTが予想していた第3問の感情語の問題は出題されませんでした。

 次は英語リスニングの試験です。18:10に終了しました。それぞれの問題が通し番号で書かれていました。また、第3問の問題数が7問になっており、その分、第5問と第6問の配点が予想の20点からそれぞれ15点、14点へと減らされていました。

 試験全てが終わると監督者の確認作業でしばらく待たされます。またその後は混雑を避けるため時差をつけての解散ですので、教室によっては30分ほど待たされることもあります。

 これにて1日目は終了です。

2日目

 2日目が始まりました。朝は理系の方は集合時間が遅いのでゆっくりできます。

 12:30に数学①が終わりました。私はIAを解きました。大問1と2は思考力を問われる問題が出題されました。とても良い問題だったと思います。大問3から5は2題の選択問題ですが、センター試験とあまり変わらないような出題形式でした。

 昼休みを挟んで午後は数学②の時間です。試験時間は60分で今回は少しセンター試験寄りな感じがしました。また、正五角形の対角線の長さの問題など、解いたことがある人には有利な問題が出題されました。

 最後は理科の時間でした。私は物理と化学の2科目を受験しましたが、化学は比較的簡単だった印象です。物理は普通の難易度でした。

問題について

 共通テストの問題に関するレビューも公開しています。そちらもぜひご覧ください。

コメント

タイトルとURLをコピーしました