〈日本史〉基礎通史⑥ 身分制度改革

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明治時代になると江戸時代までの身分制度が撤廃されていきます。

江戸時代は身分が高い順に士・農・工・商という身分の序列がありました。この身分制度の中では、’武士が一番身分が高く、次に百姓、職人、そして最後に商人という身分の順でした。しかし、この身分制度は江戸時代が進むにつれて、商の立場が強くなっていきました。なぜなら江戸時代は貨幣によって経済が回っているため、武士は俸禄を現物である米で受け取っていたため、コメの相場によって得ることができる金額が変わってくるため、武士はお金に困窮することがありました。そのため、武士に対して貸金業をしている商人は裕福となる傾向がありました。

このように、崩壊しつつあった江戸時代の身分制度ですが、明治時代になると四民平等となり、人は等しく平等であるとされました。ではどのように四民平等になっていったのかについて解説していきます。

1869年に士農工商の身分制度撤廃しました。しかし、撤廃といっても江戸時代の大名たちは華族という身分が与えられ特権を持つことになりました。それ以外の普通の武士、百姓、職人、商人は平民として身分が統一されました。

諸事情で今回の基礎通史はここまでとなります。近日内容を大幅に増やしたバージョンをアップする予定です。

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