〈古文〉助動詞「ごとし」の意味と用法

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 今回は助動詞「ごとし」について解説します。

助動詞の接続

 主に体言や連体形、助詞「の」「が」などに接続します。

活用

〜「ごとし」の活用〜

(ごとく)・ごとく・ごとし・ごとき・○・○

助動詞の意味

比況の助動詞「ごとし」

 比況の意味においては、「〜のようだ」「〜とおりに」と訳すのが一般的です。

例)本意のごとく(思い通りに
  走るがごとく(走るように

例示の助動詞「ごとし」

 例の意味では「〜のような」と訳します。

例)聖徳太子ごときは、あまりに賢しくて(聖徳太子のようなのはあまりに賢くて)

まとめ

 今回は助動詞「ごとし」について解説しました。まあマニアックな助動詞よね。あまり問われませんが、知らないと読解で困ることがありますので、忘れずに学習しましょう!

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