今回は、安倍政権がやってきた多くの政策のうち、歴史に刻まれるであろう政策をピックアップして紹介して行きましょう。
国民投票法の制定
安倍総理の最大の目標は、やはり憲法改正だったのでしょう。憲法改正のための具体的なプロセスを定めた国民投票法の制定を実現しました。
防衛省の設置
安倍政権の一つのテーマには「安全保障」もありました。国防への重視は、みなさんも感じられたのではないでしょうか。
第一次政権の時代、これまでの防衛庁を防衛省に格上げしました。
アベノミクス
経済政策では「アベノミクス」という言葉、有名ですよね。日本では長きにわたってデフレが続いており、そこからの脱却と経済再生を目的として始まりました。「大胆な金融緩和」「財政出動」なんて、よく聞きましたよね!
結果として、GDPは上昇し、円高状況も解消することには成功しました。ただし、物価が上がっても賃金が上がらず、なかなかデフレ脱却とまで言えるかはわかりませんね。また、「金持ちに有利」な政策と言われているように、格差が拡大してしまった部分はあるでしょう。
消費税増税
安倍政権では2度の消費税増税が行われました。財政再建を目指していた中で、やはり消費税増税は必須項目でしょう。不人気な政策ではありますが、5%であった消費税を、8%を挟みつつ、10%まで引き上げました。
安全保障関連法案
安倍政権の中でも、なかなか問題になったやつですね。いわゆる「集団的自衛権」を認めるのかどうかについて、国会ではかなり大荒れでした。
そもそもこの安保法制においては、10の法律を一括改正するものでした。自衛隊法・PKO協力法などですね。野党も様々な形で猛反発しておりましたが、結果は与党と少数の野党が賛成して可決されました。
東京オリンピックの招致
東京オリンピックの招致に成功したのは安倍首相でしたね。最近はAOKIにKADOKAWAに大広に盛り上がっておりますが、一応賛否はあったにせよオリンピック自体は成功しましたね。
ただし、安倍さん自身は新型コロナウイルスの世界的流行の影響で1年延期され、開催前に辞職してしまいました。
新型コロナウイルスの流行への対応
新型コロナウイルス流行当初の政権は安倍氏でした。緊急事態宣言の発出や全世帯へのマスクの配布・10万円給付など様々な対策を講じていました。
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