〈日本史〉日本史で出てくる宣教師まとめ

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フランシスコ=ザビエル

 フランシスコ=ザビエルは、一番有名ですよね。ヨーロッパで起こった宗教改革に対抗して、イグナティウス=ロヨラとともにイエズス会を立ち上げた人です。

 1549年にアンジロー(マラッカでザビエルと出会う)に同行して日本の鹿児島にやってきて、以降は日本国内で布教を進めます。京都に向かったものの、当時の京都は戦国時代の真っ只中。さすがのザビエルも京都からは撤退して、九州を中心に布教していきました。

ガスパル=ヴィレラ

 一方で、実際に畿内で布教したのがガスパル=ヴィレラです。彼は、将軍足利義輝の許可を得て京都をはじめとする近畿で布教します。ちなみに『耶蘇会士日本通信』で堺のことをヴェネツィアに例えたのも彼になります。

ルイス=フロイス

 ルイス=フロイスについては、実際に織田信長に会った人物です。信長は仏教大嫌いですから、キリスト教を保護します。畿内での布教の基礎を築いたのは彼でしょうね。さらに著書として『日本史』が有名です。

オルガンティーノ

 オルガンティーノは、信長の信任をえて南蛮寺の設計建設をするとともに、安土にセミナリオ(神学校)、大坂には教会を建てました。

ヴァリニャーニ

 ヴァリニャーニは、日本に活字印刷機を伝えました。ルネサンスの三大発明の一つですね。また、天正遣欧使節を派遣させたのも彼であるとされています。

 ちなみに天正遣欧使節のメンバー言えますか? 伊東マンショ・千々石ミゲル・中浦ジュリアン・原マルチノです。派遣した大名は、大村純忠・有馬晴信・大友義鎮になります。このあたりは覚えておきましょうね。

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