進研ゼミをご存知でしょうか?
小学生のころやっていたという方も多いと思います。自分は幼稚園から小学校そして高3最後の8ヶ月間進研ゼミを受講しました。そんな自分が思う進研ゼミの良さと悪さを紹介できたらなと思います。あくまでも自分個人の考えです。それを踏まえて参考にしてください。
なおここで話す進研ゼミの教材は高校講座でも高校三年生向け講座である大学受験講座になります。
進研ゼミの良さ
全体
進研ゼミを受講して一番感じたのは学習習慣がついたことです。受講する前は学校の勉強を主にしていたのですが、配られた参考書や問題集を気が向いたときに解いていたので、毎日安定した時間勉強するということができていませんでした。しかし、進研ゼミではスケジュールが存在し、そのスケジュールが学習習慣をつけてくれました。
進研ゼミの教材は1回が短いこともあるため、学校の勉強と平行して学習することができました。また、1回ついた学習習慣を学校の勉強にも活かせるようになりました。具体的には、学校で配られた問題集も自分でスケジュールを作ることにより、コツコツと解いていくということが可能になりました。
Challenge
主に共通テストや基礎向けの教材です。進学校に通っていたり、MARCH以上を目指している方はきっと簡単に感じると思います。しかし、基礎的な問題を継続的に解くことによって確かな基礎学力をつけることができると感じます。
特に共通テストに関してですが、共通テスト独特の形式の問題を沢山練習することができます。自分は共通テスト初年度で、試行調査と問題が若干変わりましたが、進研ゼミで英語の問題を沢山解くことにより、対応力が上がり、結果的にRL合計で170点を取ることができました。もちろん他の塾の問題集も解きましたがその中でも進研ゼミの問題は質が高く、回数がこなせるため、非常に役立ったと感じています。
合格への100題
合格への100題は大学入試問題の過去問を集めた問題集です。段階的にレベルが上がっていきますが、自分としては難易度が高く感じました。繰り返し解くことが想定されているようです。自分は、できる教科は1回で、苦手な教科は複数回解くようにしていました。確かに実力がつくと感じます。
また、教科ごとに受講するかどうかを選択できることも魅力です。できる教科を伸ばしてもよし、苦手な教科を潰してもよしと補助教材としては申し分ないと思います。
進研ゼミの悪さ
孤独
まず初めに進研ゼミは孤独です。孤独を感じさせないための掲示板等はありますが基本的には孤独です。塾には一緒に通う仲間がいますが進研ゼミではその仲間は見えません。もし友達も進研ゼミを受講しているならこの問題は解決するのですがそうでない人は受講を始めてから終わるまで孤独です。個人的には進研ゼミはマンツーマンの授業と似たような感覚なのでテキストと一緒に解いていると感じられない人には少し物寂しいかもしれません。
メインではない
進研ゼミをメイン教材にするのはあまりお勧めできません。進研ゼミを主軸にするには特に難関大学を目指す方には物足りないと思います。合格への100題は非常に良い教材だと思いますがそれでも100題しかありません。大体は対応できるのですがそれ以外のパターンや問題に触れておくために他の問題集も平行して学習することをお勧めします。
まとめ
自分個人として進研ゼミをやって良かったなと思っています。むしろもっと早く初めておけば良かったと後悔してるくらいです。特に共通テストに関してはめちゃくちゃお世話になったと思っています。もし通信教材を検討しているなら進研ゼミも考えてみてはいかがでしょうか。
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