〈共通テスト〉Study by TMTによる最速レビュー(2日目)

共通テスト

Study by TMTでは共通テストを終えてレビューを書いております。1日目のレビューはこちら。

理科基礎

物理基礎

 物理基礎については、昨年とほとんど難易度は変わりませんでした。少し易化したような気もします。

 ただ第3問では、王女と細工師のやり取りに絡めた問題が出題されたので、楽しんで解けた人もいたかと思います。物理に関わることが総合的に問われた問題だったため、全ての分野で満遍なく勉強していた人が解けたと思います。

化学基礎

 全体的に問題の難易度は例年並みと言ったところでしょうか。(4)であった洗剤の問題について戸惑った方が多いかもしれません。しかしセッケンの液性を冷静に判断することができれば無理なく解けたかと思います。時間的にも無理なく解き終えた方が多いかと思います。前年と比べ計算問題がやや少なくなり、思考問題が増えた印象です。

地学基礎

 地学基礎については、さほど難易度の高いものは出題されなかったように感じます。断層や不整合といった基本的なことも問われつつ、やや思考力を問う問題もあったかと思います。

生物基礎

 去年の傾向と似通っており、非常に解きやすい問題であったと思います。難易度も例年通りであると感じました。ただ多くの人が苦手にしている窒素固定・窒素同化の問題がでたりしたので悩んだ方も多かったかもしれません。

数学

 数学Ⅰ、数学I・A、数学Ⅱ、数学Ⅱ・Bが終了しました。全体的に昨年度と比べて難化しました。昨年の比べ、少しセンター試験の形式に似た印象でした。また、大問内の小問が増やされました。これは小問内の序盤の計算ミス等が次以降の問題に影響が出ることを防ぐもので、そのような出題者の工夫も見られました。

理科

物理

 物理については、昨年より易化したように感じます。ただし、計算力よりもセンスを問う問題がかなり出てきたため、難しく感じた人もいたかもしれません。

 量子力学で1題分も出題されたのが、かなり衝撃的でしたね。ただし難易度としてはそこまで高くなかったので、ある程度勉強していれば取れたと思います。

化学

今年度の化学は、まず問題量に圧倒されたと思います。大問5まで範囲は理論、無機、有機ですが、今年度は特に理論分野が重たかったです。限られた時間内で解かなければならないので、大問1.2で時間がかかってしまうと間違いなく大問5まで手が回りません。わからない、もしくは時間がかかってしまうと察した問題はとりあえず選択をしておいて、まずは1周マークをつけてから不安な問題に手をつける様にした方が良いでしょう。特に誤った文章を選ぶ等の問題は自分で覚えていない場合は考えても仕方ないので割り切って他の考えれば解ける様な有機分野や自信があれば理論分野に時間を割いた方が良いです。前年度との比較としては問題の難易度自体はほとんど変わっていないと思います。ですが解く量は増えたと思うので時間をかけて悩まず、要領よくこなす力が求められたと思います。

生物

 勿論ですが去年より圧倒的に難化しました。特に大問3のHox遺伝子についての問題は考察が求められ、難しかったと感じました。また大問1で進化に関することが聞かれるなど、大きく意趣が変わったと思います。

地学(おまけ)

 昨年と同じ感想になるのですが、難しそうだなと感じました。まだ問題は解いていないのですが、ひしひしと伝わるオーラがあるいい問題だと思いました。

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