〈古文〉打ち消しの助動詞「ず」について解説

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助動詞「ず」

 助動詞「ず」は打消の助動詞です。現代語でいうなら「ない」だと思ってください。

活用

「ず」の活用〜

(ず)・ず・ず・ぬ・ね・○
ざら・ざり・○・ざる・ざれ・ざ

 「ず」には本活用と補助活用があります。通常時は本活用ですが、補助活用は下に助動詞がつくときに使います。どちらもよく使うので覚えておきましょうね。

接続

 「ず」は未然形に接続します。これを忘れるのはあり得ません。用言の未然形につくということは、何があっても忘れないでください。

意味・用法

 「ず」の意味は打消一択です。「〜ない」と訳してもらえれば全く問題ありません。漢文でも「不」の字で出てきますが、こちらも打消一択です。

例)本を読ま(本を読まない
  あらざりけり(なかった)

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