前回の解糖系に引き続き、呼吸の第二段階である「クエン酸回路」についてまとめていきます。
クエン酸回路は「ミトコンドリアのマトリックス」にて行われます。
全体の反応式は 2C₆H₄O₃+6H₂O+8NAD⁺+2FAD→6CO₂+8NADH+8H⁺+2FADH₂+2ATP です。
クエン酸回路には、H₂OとO₂が必要です。
反応経路の語呂合わせは
「クエン酸(クエン酸) 急いで(イソクエン酸) 蹴とばし(α-ケトグルタル酸) 怖くなり(コハク酸) 踏まれた(フマル酸) リンゴは(リンゴ酸) 置き去りに(オキサロ酢酸)」
などです。自分が覚えやすいように変えてみるのもよいです。
次回は電子伝達系です。電子伝達系で呼吸の反応経路はおしまいです。
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