下記をご一読頂いた後に動画をご視聴頂ければ幸いです.
受験数学において,その性格が顕著に現れている所の1つに,数学Ⅱ・Ⅲの積分で用いられる「6分の1(6分のa)公式」,「12分の1(12分のa)公式」…etc が挙げられると思います.また,上記の公式を教わる際,おおよそは「-関数と-関数で囲まれる面積」は「-分の1公式を使用し求めることが可能」といった説明を受けると思います.私はそういった,「極めて限定的な場面でのみ,原理の説明なく,やむなく暗記した公式を使用し,正答のみを求め満足する」といった姿勢に,多少なりとも疑問を感じています.私は,やはり原理を理解し己のものとした上で定理や公式を使用して頂きたい訳です.或いは,解法暗記のみの数学に,少なくとも私はある種の趣を何ら感じません.
今回は僭越ながら,StudybyTMT様に場をお借りし,6分の1公式/12分の1公式と呼ばれるもの(動画では第一種オイラー積分と呼んでいる)についての議論を試みました.
本記事作成者は未だ高等教育課程であり,専門知識は持ち合わせておりませんので,誤っている箇所は多々見られると思いますし,口調に多少もどかしさを感じると思います.その際はご教授頂ければ,訂正を加える所存ですし,私自身の成長にも繋がると思っておりますので,私的して頂きたいです.
また,「現高校生目線での解釈」ですので,ある一定の層には少なからず需要があると考えております.現に「より短時間で,より深い理解が可能,かつより厳密な」といった要項を私なりに意識して動画作成を進行させるにはやはり苦労を感じました.
加えて,やはり「数学Ⅲ未履修のため理解不可」「記述式の試験は受験しない」…etc といったように,深い知識が不必要であるという何かしらの理由を持つ方々も,一定数いらっしゃるものだと考えています.そのような方々には,本旨とは外れてしまいますが ,最低でも「式の形を覚える」といったことは行っていただきたいです.少なくともセンター/共通テストでは,かなりの威力を発揮すると思います.
遅くなりましたが,動画をご視聴される際は,要旨をまとめたものを作成いたしましたので,「授業テキスト」又は「復習用のプリント」としてご活用いただきたいです.
Writer1
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