今回は、漢文で問われやすい「悪」の用法について解説していきます!
いづクンゾ
まずは「いづクンゾ」と読んで「どうして」という意味になります。疑問形で使われるやつですね! また、反語形「どうして〜か、いや〜ない」という言い方でも使うことができます。理由を聞くので、英語でいうとwhyと近しいものになります。
ポイントは後ろに動詞がくっつくことです。だって「どうして〜するのか」って聞きますからね、普通は。
いづクニカ
「いづクニカ」と読んで「どこで」と、場所を聞くこともできます。英語でいうならwhereに当たります。
もちろん反語表現としても使うことができます。
にくム
また、動詞として「にくム」と読むこともでき、「憎む」という意味を表します。この場合は、後ろに目的語がきます。だって「憎まれるもの」が必要ですからね!
あく
名詞として「あく」と読むことができます。意味は「悪いこと」「不正」という意味です。これはシンプルでしょう。
あシ
形容詞としては「あシ」と読み、「悪い」という意味もあります。この辺は古文を意識すればわかりやすいと思います。
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