〈世界史〉イスラーム世界のシーア派の王朝

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 こんにちは! 今回は、イスラーム世界の中でもシーア派に注目していきたいと思います。

 シーア派とは、イスラーム二大宗派の1つですね。イスラーム教徒全体の10-20%が信仰していると言われています。ムハンマドの血を引くアリーの子孫のみが正統なカリフであるという考えを持っています。

イドリース朝

 世界初のシーア派王朝はイドリース朝であると言われていあます、これは北アフリカの王朝ですね。

ファーティマ朝

 次はファーティマ朝ですね。これが本格的なシーア派王朝になります。成立したのはチュニジアですが、その後エジプトを征服しましたね!

ブワイフ朝

 一方でイランにはブワイフ朝がいました。バグダードを押さえたのち、こちらのトップはアッバース朝から大アミールの称号をもらっています。

サファヴィー朝

 ブワイフ朝やファーティマ朝が滅亡して以降、しばらくはスンナ派王朝だけでした。なにしろ、スンナ派の方が多数派ですからね、

 次のシーア派王朝は、イスマーイール1世が作ったサファヴィー朝です。場所はイランになります。これ以降、イランではシーア派の勢力が大きくなります。

カージャール朝以後

 サファヴィー朝滅亡後しばらく経ってからイランにできた、カージャール朝についてもシーア派です。

 その次のパフレヴィー朝もやはりシーア派、1979年のイラン革命によってできた共和制でもあくまでシーア派のままになります。多数派のスンナ派に押されがちのシーア派ですが、イランが世界の中でも特にシーア派を引き継いでいるのです。

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