今回は動詞helpの使い方について解説します。
helpの用法
動詞helpの意味は、「助ける」です。しかし、用法がいまいちわからない人も多いと思うので、解説していきます。
help A to V
これが分かりやすいですね。人を目的語にとって「AがVするのを助ける」という意味になります。
例)I helped him to do his homework.(私は彼の宿題を手伝った)
help A V
しかし、上の用法から「to」を取り除くこともできます。いわゆる知覚動詞や使役動詞と同様の用法を用いることもできるのです。
例)I helped him do his homework.(私は彼の宿題を手伝った)
help A with B
この形をとって「AがBするのを助ける」という形もとることができます。
例)I helped him with his homework.(私は彼の宿題を手伝った)
help to V / help V
helpは人の目的語がなくなるパターンも存在します。それが、help to Vです。意味は「Vを促進する」「Vに役立つ」という意味になります。ちなみに、ここでの「to」を省略して「help V」とすることもできます。
例)I helped to improve his grade.(私は彼の成績向上に役立った)
I helped improve his grade.(私は彼の成績向上に役立った)
こちらの意味も覚えておきましょう。
まとめ
色々な用法を紹介しましたが、最後に今回のポイントを記しておきます。
helpの目的語は、原則として”人”だけ!
全ての目的語は人になります。決して「help his homework」という形は取りません。これは、絶対に覚えておいてください。
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