〈英語〉忘れやすい「may well」「may as well」の使い方

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 助動詞の特別な用法の中で最も忘れやすいものである、「may well」「may as well」について解説していきます!

may well

 そもそも「may well」が助動詞ということは分かりますよね。しかし、大きく2つの意味があるので、分けて説明します。

~するのも当然だ〔当然〕

 これは、mayの「~してもかまわない」という許可の意味に、wellの意味を足したものです。

例)Tom may well get angry.
(トムが怒るのも当然だ)

たぶん~だろう〔推量〕

 これは、mayの「~かもしれない」という推量の意味に、wellの意味を足したものです。

例)The Olympic may well be held.
(オリンピックはたぶん開催されるだろう)

may as well

~してもかまわない/~したらどうか〔許可・提案〕

 これは、mayの「~してもよい」という意味に、wellの意味が足され、それを同等比較as~asの表現に落とし込んだものになります。主語が「I」なら「~してもかまわない」、主語が「you」なら「~したらどうか」という意味になります。

例)I may as well swim.
(泳いでもかまわない)

例)You may as well swim.
(泳いでみたらどうか)

~するくらいなら、…した方がましだ/~するのも同然だ

 これは、実際の例文を見てみましょう。上の例とは違って実際に「as ~ as」表現を使うことが多いです。

例)I might as well die as eat tomato.
(トマトを食べるくらいなら、死んだ方がましだ)

例)He is shy. I might as well talk to a wall.
(彼は物静かだ。まるで壁と話すようだ)

まとめ

 以上がmayを使ったややこしい表現になります。よくよく整理すれば、そんなに難しくないので、きっちり例文と一緒にチェックしてくださいね~。

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