今回はケッペンの気候区分における気候帯の見極め方を解説していきます!!
植物の生育に関する分類
植生が育ちやすい気候
植生が育ちやすい気候帯は、熱帯(A)・温帯(C)・冷帯(D)の3つがあります。湿潤気候と言われており、植物の生育に適しています。
植生が育ちにくい気候
一方で植生が育ちにくい気候帯は、乾燥帯(B)と寒帯(E)ですね。乾燥帯は雨が降らなすぎ、寒帯は寒すぎが故に、植物の生育はかなり難しいです。
熱帯・温帯・冷帯の区別
では、熱帯・温帯・冷帯の区別の仕方を教えます。これは温度によって区別します。
熱帯…最寒月平均気温18℃以上
温帯…最寒月平均気温 -3℃以上18℃未満
冷帯…最寒月平均気温 -3℃未満
このように最も寒い月(日本なら2月ですね)の平均気温によって決められます。
冷帯・寒帯の区別
ところで冷帯と寒帯にも明確に温度基準があります。こちらは最も暖かい月の平均気温で判断します。
冷帯…最暖月平均気温10℃以上
寒帯…最暖月平均気温10℃未満
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