〈世界史〉ベルギー独立までの歴史を一挙解説！

　今回はベルギーに焦点を当てていきましょう。

オランダの独立

　元々、ベルギーやその隣のオランダはスペイン＝ハプスブルク家の領土（スペイン領ネーデルラント）でした。1568年にオランダ独立戦争が起こり、現在のオランダに当たる北部７州とベルギーに当たる南部10州が一斉蜂起しました。ただし南部10州は途中で離脱してしまい、北部７州だけで1581年にネーデルラント連邦共和国として独立しました。

　南部10州は引き続きスペイン領のままです。

オーストリア領からフランス領へ

　1701年からスペイン継承戦争が起き、1713年にフランスがスペインを継承することになりました。1714年のラシュタット条約では、スペインの持っていたスペイン以外の領土をオーストリアに譲ることになり、ベルギーはオーストリア領になりました。

　ただしフランス革命やナポレオン戦争の過程でフランスに併合されました。

ウィーン会議

　1815年のウィーン議定書にて、ベルギーはオランダと共にオランダ立憲王国となりました。さところが1830年には市地学革命のえいkっようを受けて、独立に成功しました。これで国としてのベルギーの歴史は始まることになります。初代国王はレオポルド１世です。