大学受験Doシリーズ 福間の無機化学の講義

学習・進路情報

書籍詳細

本書は、無機化学の膨大な量の暗記を、化学反応のポイントを理解することによって、最小限ですむように工夫しました。

これによって、入試突破のために必要な知識が、丸暗記では考えられないほど、しっかり定着します。

また、入試直前に確認できる「別冊まとめ(赤セルシートつき)」があります。本書の中でも、とくに入試で問われる事項を、いろんな角度から整理しました。携帯に便利な別冊なので、試験会場でも確認できます。

大好評だった三訂版が、さらにパワーアップしてリニューアル!

評判の良かった説明を、より分かりやすく加筆修正し、また、現在の入試にフィットするように項目の追加もしてあります。

別冊の『入試で使える最重要Point総整理』も、今まで以上に、知識をインプットしやすくなりました。

忙しい受験生が最小限の努力で最大限の効果が期待できるように作られています。

今回の改訂では、シリーズ3点いずれにも付いている別冊『入試で使える最重要Point総整理』がとても使いやすくなりました。

①通学中に(電車やバスの中で)使うことを考え、学習しやすい(見やすい)ように、関連事項をできるだけ見開きで完結するような構成にしました!

②試験直前に使用することを考え、より実戦的に重要事項を整理し、覚えられるように、工夫しています。

③特に重要な箇所は、アカセルを使用することで、効率的に覚えることができます!

(編集部より)

最初にお原稿を拝見したとき、

「私が学生のときに、この本がほしかった」

というのが、第一印象でした。

三訂版も分かりやすかったのですが、四訂版は、さらに分かりやすさが増し、より頭に入りやすくなっていました。

また、今の入試傾向にあわせて、必要な項目の追加もしていただきました。

ぜひ、多くの人にこの本に取り組んでもらい、化学を得点源にしてもらいたいと思います。

旺文社

難易度/使用目的

無機化学網羅
全ての理系受験生向け

特徴/レビュー

無機化学の分野に皆様はどのようなイメージをお持ちでしょうか.私が耳にしたことがあるのは”無機化学は暗記だ”や”授業ではプリントを配って終わり”や”理論化学や有機化学の方が大事”などですが,確かに的を射てはいます.無機化学は理論化学と異なり,基礎知識,いわゆる常識としてではなく,事実を事実として一対一で覚えなければいけないという点でかなり暗記に偏った分野だといえます.また,そのせいでなのか,授業の進行状況も鑑みてなのか,そこまでのレベルを必要としていないのかはわかりませんが,確かに軽視されている方も一定数いらっしゃるのかと思います.加えて,入試での出題状況を見ると,圧倒的に理論,継いで有機が多く,無機は小問でチラッとでるくらいの感覚です.ですが,無機に時間を割いていない者かるすると,自分が絶対に行きたいと思っている大学で出てしまったら非常に困ると思います.やはり無機化学は化学の3分野,理論/無機/有機のうちの1つですので,上位の大学では大問で無機が出る事もあります.やはり私は無機を軽んじてはいけないと思います.
暗記分野の学習は理系の生徒にとっては非常に難しく感じると思います.ベースを入れるだけでも本番では戦えませんし,演習だけしていても特定の問題しか対処できません.この参考書をお勧めしたい理由は,そこにあります.無機化学も6割は理論で詰められます.この本はそれを教えてくれます.また,章末の演習問題がとても汎用性が高く,できれば基礎的な問題の全てに対処できると思います.また,網羅性も非常に高く,私が受験生のときは困ることはほぼありませんでした.逆に無機化学はこれをやらずして何をやるのでしょうか.そう思ってしまうほどよい参考書です.無機化学の勉強を始める人はこれをサッと終わらせて,どんどんアウトプットをしましょう.

使用方法

内容を理解して演習問題を解く.演習問題は完璧にしましょう.

使用者の声

A さん(私立理系 学習院)

化学はDoシリーズの参考書と問題を中心に使っていました。繰り返し繰り返しやって覚えるのが大事だなと思います。細かい知識も覚えておいた方が共通テストを解く上でいいと思います。

ARAYA さん(私立理系 慶應義塾大学)

 無機化学については、Doシリーズを何度も繰り返して覚えるのが一番です。覚えられなくて辛いこともあるかもしれませんが、これよりも良い勉強法と参考書はないと思います。

コメント

タイトルとURLをコピーしました